2008年10月30日

きいろいゾウ

きいろいゾウ

じんわり温かいものが心にひろっがっていく、優しい気持ちになる小説に出会いました。ふたば

西 加奈子 (著) 「きいろいゾウ

自然に囲まれた田舎街で質素に暮らすムコとツマという名の(夫の名、むこ あゆむ妻の名、つまり あいこ)、若い夫婦の物語。 
スローテンポで進んで行く二人の物語が心地よくって、
それは頭の中の白い画用紙に徐々に色をのせて描いていく…絵画のようなストーリーサクラ

何度も読み返したくなる素敵な言葉がたくさんで、
いつも小説は一日で読破する私も この小説は一週間かけて読んだ。

また電車でウルウル涙ポロポロしちゃったよ(;_;)

それから、
夫ムコさんが毎日の日記に朝ごはんや夕食を書いている。
これまたいいんだなぁ~キラキラ 

二人の朝ごはんは「トマトと岩塩」とかいたってシンプル
だけど、いつもとっても美味しそう
二人の食卓の風景、これってすごい幸せだぁって思うハート

それに、おっ!これは!?…って(笑)
なんだか嬉しい親近感も♪


ムコさんの日記の一文↓

「朝ごはん。食パンの端のフレンチトースト、ヨーグルトのはちみつがけ、ツマは温かいカフェオレ、僕はほうじ茶」



オススメ、です☆



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